こないだ虎ノ門、深夜、吉牛で、「株主優待おじさん」の実物を見た。情報集めるのが好きなので(自分の、存在が持ってる肌理から因果関係バラして洞察を信じてる)、ちょっとだけ追った(20メートルくらい)。
店内では奥深くに座ってビール飲みながら変な本よんでる、が、出来上がってる。見るとビールが4本空いてる。だがちびちび飲んでる。多分3−4時間はここでひとり酒してる。
インテリっぽい本。特定されそうなくらいマニアックな本なので控える。この時点でこいつ投資やってる資産家のおじさんだなと思った。ただこれ系には文化系が少なく理系とかが多いのかなと思っていたので、文化度のたかそうなもの2冊読んでてびびった。しかもカフェじゃなくて吉牛ね。千夜千冊のうち5割くらいは(人知れず)読んでそうな本を二冊とね。
99.99%の人にはただののんだくれの、下手したら浮浪者に見えるだろう身なり。だがベルトがセリーヌ。セリーヌのロゴがちらつくわけでもないのだが見たことがあった。財布がかなり昔のヴィトン。奥さんか娘の存在を感じさせ、大金持ち(こがねもちじゃない方)の家族の振る舞いにあることだと思う。パーツにブランドが混ざっていて、おそらく家族にそのセンスがあり、華美なもんは持たない。家族は長く持つものをプレゼントする。
金持ちは戦略的な倹約人が多く、その中で自分の快楽をコントロールすることに長けているがので、ここまではいいのだが、吉牛が引っかかる。
最近の投資家とかは結構情報系の機材に金かけまくってるのかなとおもったが持ってるのはガラケーのみだった。二台持ちも多いイメージだったがガラケーだけだ。オールドスクールタイプかと思った。
ここまででかなり奇妙なおっさんだな、みんなは浮浪者だと思ってると思うがこいつ5億以上は持ってそうだなと思ってた。普通吉牛でビール5杯とか牛丼以外のもんばっかり飲むってライフスタイルは見れない。金持ってなかったらやらないと思う。
ただ、吉牛か、、、金持ちのおっさん、吉牛か。。。そう選ぶのか。。。とそこは腑に落ちないでいたところ、おっさん立ち上がり、会計っていう。そして5000円近くんのお会計で、これにもびびったが、財布からボソボソと大量の株主優待のチケットを出してきた。普通の数じゃない。
最初、ヤフオクとか金券ショップで買ったとかじゃないとここまでの量の優待券揃わねーかなとも思ったが、ガラケーおじさんだし、多分持ってんだろうなあと思った。
株主優待チケットによる利回りってのは「在庫」というものの持つ利益性を使ったうまいビジネスで、特に生活に近いところでは良い。利益のキャッシュを還元するのは驚異的に大変だが、バーターで在庫を提供するのはとても良い。店は埋まるし、原価の提供なので負担は軽減され、配当を体感させられる。牛さんとネギさんだけがちょっとかわいそうな感じもするけど。
そうか。吉牛の株主優待で、サードプレイスのノマドをし、基礎的な食費賄ってるってことか。賢いというか、分類不可能な人間だな、と思った。
ちょうど食べ終わったので、僕も会計を済ませて、どっち側に行くのか、すぐタクシー拾ったりするのかだけストーキングした(20メートルくらい)。ふむなるほどそっちか。と納得して離れた。